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新年贺卡 手书为佳
日期:2016-01-05 08:13  点击:481
文章作成をデジタル機器に頼りすぎると、思わぬところで恥をかく。数年前、こともあろうに漢字をめぐるシンポジウムの壇上、簡単な字をホワイトボードに書き間違えた。横線が一本足りず、他のパネリストに書き足してもらったのを、大勢の人にしっかり見られた。
 
因为太过依赖计算机来写文章,所以在意想不到的地方丢人现眼。数年前,在有关汉字的座谈会的讲坛上,竟然会在白板上写错字。在众目睽睽之下,一个汉字少写了一横,其他与会者帮我补上了这一笔。
 
人の前で板書をすると、書き順のいい加減さも露見してしまう。当方、本来「くノ一」の順につづる「女」を「一ノく」と書く癖がある。真ん中の点からと習った「必」もでたらめだ。あれこれの無手勝流、人にお見せできるものではない。
 
在人的面前写板书,笔画顺序的情况就会暴露无遗。女字本应按照“く、ノ、一”的顺序来写,而我却有按“一、ノ、く”的偏好。从最中间一点开始学会的“必”字写法也是一塌糊涂。各种肆意妄为,根本无法见人。
 
日ごろのパソコン頼みを反省する好機というべきか、今年も賀状の時節がやってきた。この週末、宛名書きに精出す方もおいでだろう。印字とメールのご時世だが、やはり手書きはもらってうれしい。
 
今年又到了写贺年卡的时候了,或许这是一个反省平日里过度依赖电脑的好机会。在本周末,一定有人尽心尽力写着收信人的名称、地址吧。虽然这是个印刷字和邮件称雄的时代,但收到手写贺卡果然还是一件非常开心的事情。
 
秋に文化庁が発表した「国語に関する世論調査」では、「手書きされたものや手書きが一言加えられたもの」が良いとする人が9割近かった。ミミズの這(は)ったような字も金釘流(かなくぎりゅう)も、懐かしい姿や声を呼び覚ましてくれる。
 
在秋天文化厅公布的“关于国语的舆论调查”中,近90%的人认为“手写抑或加上一句手写的话”的情况更好。无论是宛如蚯蚓爬的字还是恰似鸡爪的书法,都会唤起人们心中那怀念的姿态和声音。
 
しかしながら手書き文化の足元は寒い。日常生活で文字を手書きする機会があるか、の問いに3割近くが「ない」「あまりない」と答えた。おそらく10年後、割合は増えていよう。
 
然而,手写文化的境遇却并不妙。对于在日常生活中有无手写文字机会的提问,有近30%的人回答“没有”、“几乎没有”。恐怕在10年后,这一比例还会提高吧。
 
メールの時代、互いの筆跡を知らない恋人同士もいると聞く。「恋しい恋しい」を「変しい変しい」としたラブレターの古典的誤りは、今は昔の物語である。さて年賀状は、いくぶん畏(かしこ)まった字でしたためたい。むろん誤字なく。
 
在电子邮件的时代,听说还有不认识对方笔迹的恋人。在情书中将“恋しい恋しい”(爱恋)写成“変しい変しい”的经典错误,在今天也成了昨日云烟。在此,希望大家能用端正的文字书写今年的贺年卡。当然,错别字最好不要出现。

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