「聞こゆ」の原義にいちばん近い「自然に耳に入る」の意味で使われている文例はどれか。また、同じ意義・機能で使われているのはどれとどれか。
① さて、このほどの事ども細やかに聞こえたまふに、夜深き鳥も鳴きぬ(徒然草)
② 御文も聞こえたまはず(源氏物語)
③ 海少女(あまをとめ)棚無し小舟漕ぎ出らし旅のやどりに楫(かぢ)の音聞こゆ(万葉集)
④ 物を思ひしみながら、言にいでても、聞こえやらず(源氏物語)
① さて、このほどの事ども細やかに聞こえたまふに、夜深き鳥も鳴きぬ(徒然草)
② 御文も聞こえたまはず(源氏物語)
③ 海少女(あまをとめ)棚無し小舟漕ぎ出らし旅のやどりに楫(かぢ)の音聞こゆ(万葉集)
④ 物を思ひしみながら、言にいでても、聞こえやらず(源氏物語)
解答⇒ ③、①と④