今日は、四万六千日(しまんろくせんにち)と呼ばれ、観音様の功徳日(くどくび)にあたります。参詣すると、四万六千日分のご利益があるそうです。あわせてほおずき市もたつようになりました。
ほおずきの語源はいろいろあります。実が人の頬に似ているから。実を口に入れてふくらまし、頬を突いて鳴らすところから。ホホという虫が好んでつくことから。また、実が火のように赤いことから、火火著(ほほつき)(「著」は染まるという意味があります)になったなど。
「酸漿」とも書きますが、これは漢名。すっぱくて苦い味だからだそうです。
怪しげな赤いちょうちんのイメージから、鬼灯とも書かれるようになりました。いかにも、厄除けとして効き目がありそうです。怪しげな鬼灯まで味方にしてしまう・・・・・・。そのたくましさを見習いたいですね。