8月の誕生色は夢見昼顔。真夏の野にまどろむ儚げな昼顔の淡い桃色だそうです。
朝顔、昼顔、夕顔(夜顔)。この中で一番小ぶりで、注目されない花が昼顔です。
真夏の強烈な陽射しの中で、いかにもまどろむように咲いています。その落ち着いたピンク色も、まばゆい光の中ではくっきりと浮かび上がることもありません。
朝の爽やかな顔、夕方の優雅な顔。誰でも、時間によってそれぞれの顔を持っているものですね。
昼間の顔は、派手さはありませんが、炎天下でも決しておれることなく、まぶしい夢を見続けているようです。