腕が白いと書いて腕白。
漢字とは反対に、真っ黒に日焼けした元気な子を想像しています。
漢字の方は、全くの当て字です。
語源は、晩年の関白秀吉の横暴ぶりから「関白」が変化したという説や、道理に合わない、むちゃくちゃなという意味の「枉惑(おうわく)」が「おうわく」→「わやく」→「わんぱく」と変化したという説、子供を意味する童が「わっぱ」→「わんぱく」と変化したといった説があります。
都会では、腕の白い子供はいても、罪のない腕白坊主は、すっかり見かけなくなりました。
今日は秀吉の命日です。晩年は、腕白の語源といわれるほどの横暴ぶりでしたが、子供のころは彼も、罪のない腕白坊主だったそうです。