A:近年、中国ではITに関連する仕事が人気があるみたいですね。
B:そうですね。日本では?
A:日本ではIT業界の仕事は新3Kと言われていますよ。
B:新3Kとはなんですか。
A:「きつい」「帰れない」「給料が安い」、それぞれのローマ字の頭文字をとって新3Kと言われています。
B:そうですか。まあ、IT会社は確かに残業が多いというイメージがありますが。ところで、新3Kがあるとしたら、旧3Kもあるんですか。
A:もとは3Kですね。1990年頃、ブルーカラーとされる職種は仕事が「きつい」「汚い」「危険」と言われて、そのような職場を3K職場とも言います。例えば、工事現場、ごみ処理などの仕事です。
B:なるほど。3Kも新3Kも劣悪な労働環境を指す代名詞、あるいは、嫌われる職場、職種を指す言葉なんですね。
A:そうですね。最近、新3Kにさらに「休暇が取れない」「規則が厳しい」「化生がのらない」「結婚できない」を加えて、7Kという表現もあります。
B:7Kも!どんな職業でよう。
A:ITの職業以外には福祉の職業、看護師などがあります。でも、最近不況で就職が冷え込んでいます。その影響で不人気な職業に復権の兆しが表れているみたいです。
B:そうですか。不況中では就職さえできれば、ありがたく思うはずですね。