A:さっきのレストランはたばこ臭かったですね。
B:そうですね。日本のほとんどのレストランは禁煙席と喫煙席に分けられていますね。
A:ええ。しかも、最近全面禁煙のレストランも増えてきているようです。
B:日本人の健康意識は高いですね。
A:まあ、レストランだけではなく、これからタクシーも全面禁煙するようになると思います。後は路上喫煙もちろん禁止されていますし、最近JR東日本では首都圏201の駅すべてで全面禁煙が実施されるようになりました。
B:たばこを吸わない人にとってはいい話ですね。ところで、日本にたばこは高いですか。
A:日本のたばこは1箱300円ぐらいで、価格の6割弱がたばこ税とたばこ特別税です。イギリス、フランスなどの国と比べても、決して高くないです。近年たばこ税を大幅に引き上げる検討もされています。
B:そうですか。日本人は普通どこでたばこを買いますか。
A:日本の喫煙人口は約2600万人とみられ、このうち約944万人は常に自動販売機を利用していると言われています。ほかにはコンビニ、駅の売店などでも買えます。
B:自動販売機で買えるのは便利ですね。
A:いや、そうでもないですよ。最近、未成年者によるたばこ購入防止のため、自動販売機でたばこを買う際、タスポというカードが必要となってきました。成人識別ICカードのことです。
B:そのカードはどうやって申請しますか。。
A:タスポの申請は、申込書に顔写真や身分証明書のコピーを添付して郵送します。この手間を嫌って申請せず、コンビニや駅売店での購入に切り替える人もいるようです。また、もし落としたら個人情報が流出される恐れがあるとか、財布の中のカードをこれ以上増やしたくないとかの理由で申請したくない人も結構いるみたいです。
B:そうなんですか。でもこのように喫煙所、たばこの購入などが制限されるなど規制が強まってくることによって、日本の喫煙率も下がてくると思いますよ。健康にはよいことですね。