政治、経済から教育、医療.福祉までを扱い、1940年代の創刊時からスタイルをほとんど変えない社会派総合誌。「経済改革は本物か」「今すぐを撤兵(てっぺい)」「大学」「改革」という名の崩壊など、常に旗幟(きし)を鮮明にする記事が並ぶ様は、潔さを感じさせる。学者が手がけた論文っぽい雰囲気漂う文章が多いのは、発行元が岩波書店であるがゆえ。近年、戦争の記憶を語り継ぐルポ(注1)を随時(ずいじ)掲載し続けており、あくまでも護憲(ごけん)の立場を貫く。「文藝春秋」と同じ月刊総合誌だが、硬質でアカデミック(注2)な内容のため、まず読者はかぶらない。
(注1)ルポ:现场报道
(注2)アカデミック:纯学术性的
「問い」「まず読者はかぶらない」という語句がありますが、どういう意味ですか。
1 読者たちはいくらかじっても理解しにくい
2 読者はあまり多くない
3 読者は多い
4 読者は鵜呑みする