(1)
サラダにはいろんな種類があります。というより、いろんな材料と、いろんなドレッシング(注1)で、いろんなサラダがつくれます、と言ったがいいかも知れません。
ここでは、伝統的なポテトサラダのつくりかたを紹介しましょう。
材料は、ポテト2個、ニンジン1本、グリーンピース(注2)少々、リンゴ1個、ゆで卵1個、それにお好みのハムやソーセージ(注3)など。また、パイナップルや桃、梨などの缶詰を使うのも風味が出ます。
ポテト、ニンジンは皮のままゆで、ややさましたあとで、冷蔵庫で冷やしてから皮をむき、他の材料とともに、さいの目(注4)にきります。大きなボール(注5)か鉢に入れて材料を混合し、フタをしてもういちど冷蔵庫でよく冷やします。いただく前に、冷やしておいたマヨネーズをたっぷりかけ、よくまぜたら出来上がりです。
ブランデー(注6)とかワインなどの洋酒をちょっとまぜると、香りがよくなるという人もいます。
(注1)ドレッシング:调料
(注2)グリーンピース:青豌豆
(注3)ソーセージ:肉肠,红肠
(注4)さいの目(さいのめ):小方块
(注5)ボール:大碗
(注6)ブランデー:白兰地(酒)
「問い」「さました」という語句がありますが、意味は最も近いものはどれですか。
1 少し冷やします
2 ちょっと潰します
3 少し寝かします
4 ちょっと覚めるようにします
(2)
地球を包む大気層の気温が、前世紀の80年代あたりから急激に上昇していることが、人類の生存を脅かすものとして、問題になっています。
これは石油や石炭などの化石燃料の大量消費により、大気中に二酸化炭素が急増したのが原因だと言われています。
二酸化炭素は太陽の光は通しますが、熱は逃さないので、地球を温室の中に入れたような状態になってしまうのです。これが地球の「温室効果」です。
この温室効果によって、地球上の空気の流れが変わったり、海流の動きがおかしくなったり、南極や北極の氷山が融解したり、異常豪雨や台風、竜巻などが多発し、人類の生存空間はますます危険な状態にさられてしまします。
近代化、現代的な生活……そうしたものを、人類はここでもう一度、よく考え直してみるべきではないでしょうか。
「問い」作家は地球温暖化という現象に対してどう思いますか。
1 地球温暖化の原因は現代化だから、昔に帰った方がいい
2 地球温暖化の原因は現代化だから、昔のままの生活が良かったのに
3 近代化、現代的な生活の本意は生活を豊かにするのに、地球温暖化によって、かえって災難ばかりの環境になった。もう一度考え直した方がいい
4 地球温暖化によって、かえって災難ばかりの環境になった。いかに現代化と環境のバランスを取るのか、問題です