問題 4 次の言葉の使い方として最もよいものを、1.2.3.4から一つ選びなさい。
(1)うるおう
1.新しい駅ができてから客が増え、商店街はうるおったようだ。
2.経営の悪化をうるおってばかりいても解決しない。
3.いつ何があるかわからないから、貯金してうるおっておくべきだ。
4.高齢者をうるおう気持ちを大切にしたい。
(2)かろうじて
1.かろうじて念願だったマイホームをやっと手に入れた。
2.一生懸命勉強してきたので、かろうじて合格したい。
3.幼い二人の子どもを残しては、かろうじて死ぬことはできない。
4.交通事故で大けがをしたが、かろうじて命だけは助かった。
(3)寄与
1.大多数の国民が寄与しなければ、法律は改正されないだろう。
2.お金も物も不足しているので、できるだけ多くの寄与をお願いしたい。
3.田中氏は地域の発展に寄与したとして表彰された。
4.業績の向上に貢献したので、会社からの寄与を期待している。
【答案】1 4 3
問い1.
うるおうは、適度な水分を含むようになること、また、利益を得て豊かになることを表す。
例:雨で畑が潤った/給料が上がって家計が潤った。
問い2.
かろうじては、ぎりぎりのところでやっと実現したことを表す。
例:遅くなったので電車で帰れないかと思ったが、かろうじて最終電車に間に合った。
問い3.
社会や人のために役立つことを、寄与という。
例:世界の平和に寄与する。「寄与と同様の意味を持つ言葉に、貢献がある」