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うまくいかなかった原因を問われたとき、自分のやるべきことを最大限にやったかどうか考える。これは自責の考え方です。他人や会社、社会のせいにするのは他責です。自責の人は絶えず反省し、前向きの努力目標を作り、前向きに行動していくので進歩します。他責の人は「自分のせいではない」と考えますから、反省もしなければ努力もない。したがって進歩もありません。最近の日本は、他責の人は増えているように感じられます。
(重茂達『35歳までに必ずやるべきこと』による)
【問い】筆者の主張と合っているものはどれか。
1 失敗の原因が自分にあるのではないかと反省する人は進歩が早い。
2 自分の失敗を他人のせいにするのは愚かしいやり方である。
3 他責の人は他人のせいにするので、積極的に行動することができる。
4 日本には他責の人が圧倒的に多いため、社会の進歩が遅い。