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昆明篇 09
日期:2016-12-16 19:30  点击:356
   市バスに乗って曇華寺という寺を目指す。ガイドブックによると、そのお寺は青年時代の朱徳(中国人)が暮らしていた所らしい。降りるバス停はわかっていたので車内の表示を見て颯爽と下車したが、寺がどこにあるかはわからなかった。よし、ここは工作手帳の出番だ。「曇華寺」と書いて……、よし、あのおじさんに聞いてみよう。
 
「ニーハオ。ちょっといいですかおじさん」 ←日本語+カタコト中国語+身振り手振り
「なんじゃい若いの?」 ←中国語:雰囲気でムリヤリ和訳
「すみません僕はこの曇華寺というところに行きたいのですが、どのあたりにありますか?」
「お~、曇華寺か! チェイコティールーチョーシーニーチュイザイチウシュオシーチーチョートンホアスー!!」 ←ムリヤリ和訳不可
「ぜんっぜんわからん……(涙)」
「チェイコティールーチョーシーニーチュイザイチウシュオシーチーチョートンホアスー!!」
「わからない(涙)!! 僕にはわからないっっ(号泣)!!! あなたという人が(涙)!!!」
「チェイコティールーチョーシーニーチュイザイチウシュオシーチーチョートンホアスー!!」
「あっち? あっちに行けばいいのですねっ(涙)??」
「トエトエ」
「どうもシェイシェイ~!」
「プーヨンシェー(いいってことよ)」
 
   これは、何とも筆談も難しいな……。メモに書けばまず第一段階でこちらの意思を伝えることは出来るが、その後が全く続かない。オレがする恋愛と同じく、完全なる一方通行なのである。でもまだ、このおじさんの方が通じないながらも気持ちは返してくれるから、返答が無いどころかこちらの勇気を振り絞った告白すら無かったことにされるオレの恋愛よりはまだマシか……。っておい! なに言ってるんだよバカァ!!
 
   …………。
 
   一応ジェスチャーのやりとりによってなんとなく方角はわかった。それにしても、この国はいちいち意思の疎通が大変だ。せっかくオレたちは同じ文字を持っているのに。この際、中国人の方々は喋る時も口から漢字の煙みたいなものが出て来るようにしてくれないだろうか? ポイントを示す漢字だけでいいからマンガの吹き出しの様に文字として見せてくれれば、会話も多少は成り立つだろうに。なんでそういうところに気が回らないんだろうか。4000年も歴史があるんだからそのくらい出来そうなもんだろっ!!!

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