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列车篇 05
日期:2016-12-16 20:02  点击:402
 仕方なくオレはガッタンガッタン揺れている連結部、トイレのすぐ斜め前にかろうじて一人分のスペースを見つけ、荷物は地べたに置いて自分はそこに立って耐えることにした。よし、がんばるぞ。ここで到着まで、13時間……。
 
 …………。麗江から今朝バスに乗って12時間、そのまま駅で電車を待って6時間、そして、これから立ったまま13時間か?? それはどうかと思うぞ。やりすぎだって。あまりにも残酷だろう。ここまで残酷なシーンを見せてしまったら、もしこの旅行記が映画化されるとしてもR-18指定がついてしまうではないかっ!!! ※主演·作者役=宮崎あおい
 
 とりあえず立ったままではとてももたないと判断したオレは、そのまま尻を浮かしたウンコ座りに移行したのだが、それでもとてももたない。揺れるし……。オレはこんなこともあろうかと持っていた必殺スーパーの紙袋を床に敷いて、その上に尻を下ろした。さっきのバアさんは直に床に寝そべっているが、はっきり言ってこんなもの汚床(おゆか)である。しかもここはトイレの真ん前だ。トイレ付近の床というのはトイレの床を歩いた靴がそのまま来るわけで、つまりここに座るのはトイレの床に座るのと同じだ。そんなの断じて許されない。こんなところにマイジーンズのケツで直接座るようなそんな残酷な描写は、もはや映像化したらR指定どころかお蔵入りレベル、教育評論家などが「近ごろの青少年の凶悪犯罪の背景には『中国初恋』のような残酷な映画の影響があるのではないでしょうか」などとワイドショーでしたり顔でコメントしても何らおかしくない究極のタブーだ。 ※主役·作者役=宮崎あおい、脇役·アホの多神役=出川哲朗

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