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小倉百人一首(02)
日期:2017-01-10 08:37  点击:1956
 2、
春すぎて 夏来にけらし 白妙(しろたへ)の 衣ほすてふ 天の香具山(かぐやま)
持統天皇
 
【歌意】 もう春が過ぎて夏がやってきたようだ。昔から夏になると白い衣を干すという天の香具山に、白い衣が干されているのが見えている。
 
【作者】 (じとうてんのう) 645~702年 天智天皇の皇女で、天武天皇の皇后。
 
【説明】 「白妙の」は「衣」にかかる枕詞。「天の香具山」は奈良県橿原市にある大和三山の一つで、天上から降りてきたという伝説から、「天の」を冠する。『万葉集』では「春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたり天の香具山」(巻一?二八)となっている。藤原京から見て東南方向にある天の香具山を遠望して詠まれた歌。

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