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小倉百人一首(18)
日期:2017-01-10 08:43  点击:1890
 18、
住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路(じ) 人めよくらむ
藤原敏行朝臣
 
【歌意】 住の江の岸に寄る波の「よる」という言葉ではないが?夜の夢の中でまで、私の恋路は人目を避けている。
 
【作者】 (ふじわらのとしゆきあそん) ?~907年 三十六歌仙の一人。『敏行集』がある。
 
【説明】 「住の江」は大阪市住吉区の一帯の海岸。「よる」は「寄る」と「夜」の掛詞。昼はもちろん、夢にも会えない嘆きを歌った歌で、相手をなじる気持ちも含まれている。女の立場に立って詠んだ歌。
 

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