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小倉百人一首(58)
日期:2017-01-12 18:24  点击:693
 58、
有馬山 猪名(いな)の笹原 風吹けば いでそよ人を忘れやはする
大弐三位
 
【歌意】 有馬山の近くの猪名の笹原に風が吹いて、そよそよとそよいでいます。そうなんです、揺れて頼りにならないのはあなたの気持ちで?私は決してあなたのことを忘れるものですか。
 
【作者】 (だいにのさんみ) 999~?年 紫式部の娘、藤原賢子(ふじわらのかたこ)のこと。一条天皇の中宮彰子に仕え、後に後令泉天皇の乳母となる。
 
【説明】 「そよ」は「それだよ」と「そよそよ」の掛詞。作者のもとへ通ってくるのが途絶えがちになってきた男が、「あなたが心変わりしたのではないかと気がかりです」と言ってきたのに答えた歌。

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