午前③時に電話のベルが鳴った。眠い目を擦りながら電話を出ると、いきなり「いつまでピアノの練習をしているの。うるさくて眠れないじゃない。」と女性の怒鳴り声。朝の③時に、しかも名前を言わないのは失礼だと思ったが、相手の名前を聞いて、静かに電話を切った。
翌日の午前③時ちょうど、今度は私が電話をかけた。もちろん、こちらのお名前を言ってから話し始めた。「私はピアノを持っていませんし、弾くこともできません。昨日のお電話、何かの間違いではありませんか。」
1、「私」は「女性」の家に電話をかけて、相手に何を伝えたかったか。
①昨日電話をもらった嬉しかったこと。
②相手の電話が迷惑で失礼だったこと。
③「私」はピアノの練習をやめたこと。
④ピアノでとても迷惑をかけたこと。