もともと猫好きで、飼っている猫のこと、死んでしまった猫のことについてはいくつも文章を書いたことがある。子どものころは家に犬がいたけれど、それは頑固なテリア犬で、小学生の私を主人として認めていなかった。私の言うことなどまったく聞かず、散歩に連れて行くのも面倒なだけだった。もっと歩きたいのだろう、どんどん先へ歩いて行こうとする犬を引っ張って帰ってくるのがいつも苦痛だった。私はその犬が好きになれなかったし、犬の方も私のことが好きではなかった。要するに( )。
1、( )に入る最も適当なものはどれか。
①私は、犬のことは、猫以上によくわかっているのである。
②犬は猫よりわがままで、散歩が好きな動物なのである。
③私は、犬とあまり良い関係は結べなかったのである。
④子供のころのほうが、私は犬が好きだったのである。