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巴别巨塔 深入体会
日期:2017-06-30 12:36  点击:459
16世紀を代表する画家ブリューゲルの「バベルの塔」を東京都美術館で見た。天まで届く巨大な塔を築こうとした人間のおごりを描いたとされる作品である。だが旧約聖書にちなむその主題より、描き込まれた細部に引きこまれた。
 
我在东京美术馆看到了16世纪杰出画家勃鲁盖尔创作的《巴比伦塔》。一般认为,该作品描绘了意图建造直达天际巨塔的人类的雄心壮志。但是根据旧约圣书中对该主题的描述,我注意到了画作的细节部分。
 
この緻密(ちみつ)で迫力のある絵を残したのはどんな画家か。「ひと言でいえば、『づくし』の人。農民づくし、子どもづくし。百科全書のように画面いっぱいに人の営みを描きました」。ブリューゲル研究の第一人者である森洋子・明治大名誉教授は話す。
 
是什么样的作家能留下这样一幅巧夺天工又充满震撼力的画作呢?“一言蔽之,就是‘创作’的人。有农民工,有童工。如同百科全书一般,画布上充满了对人的描写。” 勃鲁盖尔研究第一人——明治大学名誉教授森洋子如此说道。
 
遊戯が画題なら、竹馬、水鉄砲、木登りなどに250人を登場させる。ことわざが題なら、浪費や怠け心を戒める85の言葉を絵で表す。
 
如果把画作名称成游戏,那就可以看作250多人在踩高跷、玩水枪和爬树。如果改为民间俗语,那就是将85字的俗语通过画的形式告诫人们不能浪费和懈怠。
 
森さんがこの画家と出合ったのは大学生のころ。作品解釈の奥深さを知り、以後ブリューゲルづくしの研究人生を送る。ドイツや米国で学び、描かれた風船の材料がブタの膀胱(ぼうこう)と判明すると、実物を取り寄せて膨らませてみる。お手玉の材料が羊の足の骨とわかれば、パリの肉屋で買ってみる。画家も画家なら、絵に魅せられた研究者も研究者である。
 
森女士认识这位画家是在大学生时代。在知道解释作品的深奥后,她就走上了一条研究他的人生道路。通过在德国和美国的学习,得知画作中描绘的气球的原料是猪膀胱后,她就取来实物亲自吹了起来。
 
改めて「バベルの塔」に目を凝らす。石工、煉瓦(れんが)工、足場職人がせわしく動き回る。粉まみれで真っ白な一団もいる。総勢1400人。港は木材満載の船で活気づき、クレーンからは荷揚げの音が聞こえる。
 
我再次凝视这幅《巴比伦塔》。石匠、瓦匠以及搭建脚手架的工人们忙得不可开交。有些人拥挤在一起就用一团白颜料表示了。画作中,总人数达1400。港口里停着装满木材的船,显得热火朝天,我甚至觉得能听到起重机吊装的声音。
 
黒く、まがまがしい雲は神の怒りを暗示させる。だが米粒大の人間たちの働く姿からは歴史的な事業に挑む喜びが伝わる。絵は壮大な人間賛歌のようにも思われた。
 
那团黑色的,显得颇为不详的云暗示着神仙的愤怒。但是如同米粒般大小的人类劳作的样子却传递着挑战历史伟业的喜悦。我坚信这幅画就是一首雄壮的人类赞歌。

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