人生の目的を見失い、刹那的な喜びを求めて生きている人たちが、特に若者の間で増えています。そういう人々が何のために仕事をするのかというと、レジャーや娯楽のための資金を稼ぐことなのです。しかしそれでは、やがて虚しくなってしまうでしょう。「安易な」生き方は、はじめは気楽で楽しいかもしれませんが、結局はそれでは満足できず、みんなもっと高いレベルの目的を求めるようになるはずです。時代がどう変わろうとも、人間の本質は変わらないのです。(稲盛和夫「成功への情熱」による)
1、筆者がここで言っている「人間の本質」とは何か。
①人生の喜びを求めるために働くこと
②レジャーや娯楽のために貯金すること
③人は常に高いレベルの満足を求めているということ
④人はともすれば安易な生き方を選びがちだということ