人は生きてゆくうえで、さまざまな恩恵をほかの生物から受けている。一見まったく私たちに無関係のような生物でも、私たちの生存を支える生態系の中で重要な役割を果たしている可能性がある。生物や自然を保全することは、それらがさまざまな形で私たちに与えてくれている恩恵を受け続けようとすることであり、その恩恵を、将来の子孫たちに残してゆこうとすることである。さまざまな生物と共存してゆくことは、私たち自身の現在と未来を守ることにほかならないといえる。
1、この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
①地球を守るためには、環境を大切にしなければならない。
②生物や自然を保全するためには、人間を大切にしなければならない。
③人間は自然から受けた恩恵を子孫たちに残さなければならない。
④生物との共存は、人類の現在と未来にかかわることだ。