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今夏台风 过于长寿
日期:2017-08-10 18:26  点击:573
ものには何であれ寿命があり台風とて例外ではない。短命な台風と長生きの台風がある。いま日本の南の海を迷走中の台風5号はかなりの長寿型。きょう4日の夜まで生き続ければ、発生から丸14日半。統計のある1951年以降8番目の長寿になる。
 
任何东西都有寿命,台风也不例外。既有短命的,也有长寿的。现在徘徊在日本南部海域的台风5号就属于相当长寿的类型。如果它能持续存在到今天即4日晚上,那么它从“出生”开始就十足存在了14天半。据统计,这是自1951年以来第八长寿的台风。
 
5号は先月21日、日本の最東端にある南鳥島の近くで生まれた。西かと思えば東へ転じ、楕円(だえん)を描いて南西へ。九州南部・奄美地方へ向かう。素人目にはなんとも不可解な海上のダンスである。
 
5号台风于上月21日,出现于日本最东边的南鸟岛附近。原以为它往西边移动,但实际上却是向东,然后画了了椭圆转向西南,朝着九州南部和奄美地方而去。在外行人看来,其在海上的“舞步”完全无法理解。
 
気象庁によると台風の平均寿命は5・3日。最長記録は86年夏に襲来した14号の19日と6時間だという。直撃を受けた台湾では「超級怪台」と呼ばれる。
 
依据气象厅的数据,台风的平均寿命是5.3日。据说历史上最长寿的台风是86年夏季的第14号,它存在了19天零6个小时。在遭受其正面袭击的台湾,人们称其为“超级怪台”。
 
長く気象庁に勤めた気象予報士の饒村曜(にょうむらよう)さん(66)は「7、8月の台風は長寿で迷走しがち。秋の台風と違って予想がしにくい。予報官は毎回、疲労のどん底へ突き落とされます」。現役時代は日本の観測域に台風がある限り、2交代制で観測した。「盆も休めず、親戚づきあいでは不義理を重ねました」。
 
在气象厅工作过很长时间的气象预报员饶村曜先生(66岁)说:“7、8月月份的台风相对长寿,且轨迹飘忽不定。与秋季的台风不同,它们往往很难预测。每次预报都让人身心俱疲。”在他工作的时候,在日本的观测范围内,只要出现台风,就安排2人轮流贯彻。“连盂兰盆节都休息不了,给亲戚见面带来了很大的不便。”
 
夏の風水害で多忙を極めるのは、気象や防災を担当する職員だけではない。災害の規模によっては知事や市長もうかうかとは休んでいられなくなる。つい先月も秋田県知事が、宮城県内でゴルフや飲食を楽しんでいる間に豪雨の被害が広がり、被災市民らから非難を浴びた。
 
因为夏季台风水患而忙碌的,并非只有负责气象和防灾的工作人员。根据灾害规模,知事和市长也无法放松休息。在上个月,在秋田县暴雨受灾情况扩大之际,由于知事在宫城县打高尔夫吃吃喝喝,遭到了受灾居民强烈指责。
 
ゲリラ豪雨、線状降水帯、長寿の台風――。予報官泣かせの夏である。気象学のイロハのイも知らぬ身ながら、進路予報図に描かれた幾重もの円にじっと見入る。
 
来无影去无踪的暴雨、连绵的降雨带、长寿的台风……这是一个让预报员欲哭无泪的夏天。我这个连气象学基本知识都不懂的人,只能盯着轨迹预测图上一堆圆形看个不停。

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