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战败纪念 反省战争
日期:2017-08-17 22:40  点击:582
3年前に亡くなった俳優高倉健さんの声を懐かしく聴いた。「日本が戦争に負けたらしいばい」「えー降参したとな?」。敗戦の日の友人との会話を故郷福岡の言葉で再現する。戦争証言集『私の八月十五日』に収められた当人の声である。
 
演员高仓健于3年前去世,我如今满心怀念地听着他的声音,“日本が戦争に負けたらしいばい”(日本似乎输掉了战争)、“えー降参したとな?”(啊?投降了?)。他用老家福冈方言再现了战败之日同朋友的对话。这是收录在战争证词集《我的8月15日》中的,其本人的声音。
 
漫画家、作家、学者、政治家ら各界の約150人が敗戦の記憶を手記や絵にして寄せた。その第5集が今月出版された。寄稿者の約半数が、自ら朗読して録音する作業にも協力している。
 
漫画家、作家、学者、政治家等约150位各界人士通过笔记和绘画寄托了对战败的记忆。其第五册已于本月出版。投稿者中大约有一半人积极配合相关编辑工作,他们亲自朗读并把它录下来。
 
「戦争という行為は人間のとる行為の中で一番の愚行だ」。漫画『ゴルゴ13』で知られる劇画家さいとう・たかをさんの声は低い。先月亡くなった医師、日野原重明さんは意外と早口。勤務先が戦時中は「大東亜中央病院」と改名され、敗戦後はいきなり連合国軍に接収されたと苦難の日々を語る。
 
“战争是人类最为愚蠢的行为。”以漫画《骷髅13》闻名的连环画作家佐藤先生用低沉的声音念出了这段话。上月去世的医生日野原重明先生的说话速度很快,超乎人们的想象。他工作的医院在战争时期被改名为“大东亚中央医院”,战败后又毫无征兆地被联合国军征收,他向人们讲述了此间每一天经历的苦难。
 
「戦争を知る世代がいよいよ高齢化し、お元気なうちに手記と肉声を集めようと急いでいます」と発行元今人舎(いまじんしゃ)の稲葉茂勝さん(63)。児童書の編集出版が主力で、合間に社員が証言を集めて回る。
 
“了解战争的人,年纪越来越大,必须趁着他们还有精神,尽快收集其留下的笔记和声音”,该活动发起方——今人舍的的稻叶茂胜先生(63岁)如此说道。该出版社的主要业务是儿童书籍,员工们利用空闲时间到处收集关于战争的证词。
 
これまで証言集と音声機器をセットにして希望する学校や図書館などに寄贈してきた。証言集は市販しているが、音声機器は非売品とした。無償で預かった音源で利益を追うわけにはいかないと考えたからだ。毎号が赤字である。
 
他们把证词集做成电子版,并寄给想要的学校和图书馆,并一直坚持到今天。证词集已经出版上市了,但电子版却是非卖品。因为他们认为绝不可以用别人赠予的声音来追逐利益。每一期都是亏本销售。
 
今年も終戦の日を迎えた。玉音放送を聴いた世代は年ごとに減り、戦禍を知らぬ世代が社会の前面に立つ。戦争という巨大な愚行を語る文と絵と声は、だからこそ公共財であると痛感する。
 
今年又迎来了终战日。收听过天皇投降录音的人每年都在减少。不知道何为战祸的人即将挑起社会的大梁。所以讲述战争这一极为愚蠢行为的文字、绘画和声音都是公共财富,我如此真切地认为。

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