【山崎闇斎】
(やまざき あんさい)
江戸前期の儒学者。名は嘉。字は敬義。通称、嘉右衛門。別号、垂加。京都の人。初め僧となったが、谷時中に朱子学を学び、京都で塾を開き、門弟数千人に達した。後に吉川惟足に神道を修め、垂加すいか神道を興した。著「垂加文集」など。(1618~1682)
闇斎学派:
朱子学を根底とし、吉田神道を朱子学で理論づけた垂加神道を唱えた山崎闇斎の学説を信奉する学派。水戸学派と並び尊王思想の源流となった。闇斎派。崎門学派。敬義学派。