【聖徳太子】
(しょうとく‐たいし)
用明天皇の皇子。母は穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后。本名は厩戸(うまやど)皇子。豊聡耳(とよとみみ)皇子?法大王?上宮太子(うえのみやのみこ)とも称される。内外の学問に通じ、深く仏教に帰依。推古天皇の即位とともに皇太子となり、摂政として政治を行い、冠位十二階?憲法十七条を制定、遣隋使を派遣、また仏教興隆に力を尽し、多くの寺院を建立、「三経義疏(さんぎようぎしよ)」を著すと伝える。(574~622)