弁論大会
(1)日本語であらすじをまとめてみましょう。
(2)中国語であらすじを要約しなさい。
中国や東南アジアからの留学生も参加した弁論大会が八日、神奈川県の相模原市にある職業訓練大学で行われました。この職業訓練大学では、700人の日本人学生のほか、中国とシンガポールの政府から派遣された留学生20人と東南アジアやアフリカなどの発展途上国家からの研修生50人が機械、電気、建築など九つの学科を学んでいます。
弁論大会は、これら留学生などの親善を目的に、学園祭りの行事の一つとして行われたもので、5人の日本人学生と5人の中国、フィリピン留学生、研修生が一人十分の持ち時間で日本語や英語で意見を発表しました。
このうち、中国人留学生の梁森さんは、日本語の“湯”という字は、中国ではスープを意味するが、お風呂屋さんに“男湯”と“女湯”の暖廉(のれん)がそれぞれかけてあるのを見て、日本には男女別々にスープを売る店があるのかと思ったと話し、会場を沸かせました。
またやはり、中国の留学生の曾光さんは、日本の工業の発展には目を見張るものがあり、日本の生活が豊かだが、日本は資源が乏しく、これから石油に代わる原子力や太陽エネルギーの開発に努力しなければならないだろうと発表し、盛んな拍手を受けていました。