無限の刻の流れの中で
ミクロの私が息づいている
コスモスの瞬きよりも短いその刻の中を
たまにはやさしげな表情で心を彩り
又
ちょっぴりと意地悪な棘をあなたの心に
うちこみ
笑い 怒り そして悲しみを並べたてて
ころころと日々を費しながら
ふっと ふりむけば私の足跡は刻の流れに
さらわれて消えてしまった―
ためらいがちに未来へそっと足を踏み入れたら
過ぎ去った刻の中から
私をじっと見つめている目がある
一体私は何!!