イザナミはさらにさらにさらに三柱の神を生みました。
しかしヒノヤギハヤヲ(火之夜藝速男)を生んだとき、その神は火の神だったために、大やけどを負ってしまい、病床に臥してしまうのです。
重体のイザナミは嘔吐し、その吐瀉物からも神が生まれ、はたまた大小便からも神が生まれました。そのうちの一柱であるワクムスビ(和久産巣日)の娘が、豊受大神として知られ、食物を司っている女神トヨウケビメです。
結局イザナミは、火の神を生んだせいで命を落としてしまいました。
イザナギとイザナミが生みだした島は全部で十四、神は三十五柱になります。