食品衛生監視員は、食品衛生法などの法令に基づき、「食の安全・安心」を守る仕事です。
国家公務員として検疫所で働く人と、地方公務員として各自治体の保健所等に勤務する人がおり、輸入食品の監視業務から感染症の侵入を防ぐための検疫業務、さらには飲食店等食品に関わる施設の食品衛生のチェックなど、それぞれが専門性を生かして多岐に渡る業務をこなしています。
この仕事に就くためには特定の大学等で学び、任用資格を得たうえで、公務員になる必要があります。
残留農薬問題やBSE問題など、食の安全・安心が脅かされる問題が国内外で頻発しているいま、その安全性を確保する食品衛生監視員の活躍への期待はますます高まっています。