労働基準監督官とは、厚生労働省に所属する国家公務員で、労働基準法や労働安全衛生法に基づき労働者と事業者のトラブルの解決、労働災害の予防、労働災害の調査などを行います。
不正をしている事業者を監督、指導したり、立場の弱い労働者の権利を守る仕事をしているため、労働関係における警察のようなイメージを持つとわかりやすいかも知れません。
労働基準監督官になるには、労働基準監督官試験を受け合格しなければなりません。
主な勤務先には、全国の労働局、労働基準監督署になり、数年に一度転勤のある全国型の勤務となります。
給料は法律によって定められており、公務員のため待遇は悪くありません。
受験資格も制限が少ないため、各部学科関係なく大学を卒業すると受験することができます。