参議院?衆議院事務局職員は、「国会職員」という特別職の国家公務員であり、仕事内容は大きく分けて、会議運営事務や調査、一般事務に携わる「事務職」と、院内の警備や要人の身辺警護、来訪者対応などに携わる「警備職」の2種類があります。
この仕事に就くには、各院が独自に行う採用試験に合格し、採用される必要があり、事務職の試験は事務に従事する職員を選ぶ「一般職試験」と政策立案にかかわる職員を選ぶ「総合職試験」が、警備職の試験には「衛視(えいし)試験」があります。
給料を含めた勤務条件は一般職の国家公務員と同様のものとなっています。
両議院事務局は、これまで組織のスリム化を進めてきましたが、議員の立法活動を求める声は高く、今後も事務局で調査に強い職員を求める傾向は続くものと考えられています。