纏足(てんそく)
笑府
ある男、女房にいいつけられて纏足の包帯をほどいてやっていたが、臭くてたまらないので、思わず片手で鼻と口をおおった。すると女房が怒って、
「何です、そのしぐさは。いやなら、してもらわなくてもいいのですよ」
といったので、あわてて、
「いいえ、ちがうんです。さっき蒜(にんにく)を食べたので、その息がおみ足にかかってはいけないと思いまして……」






