どっちもどっち
笑府
女郎が客にいった。
「あなたがここで遊んでいらっしゃるあいだ、奥さんは家で一人さびしくしていらっしゃるわけね」
「女房が一人でいるわけはないよ」
「それはどういうことなの?」
「考えてみるがよい。女房がもし一人でいるなら、おれを出してくれるわけはなかろう」






