生娘(きむすめ)
笑府
ある男、手つかずの生娘を妾にしたいと思って、人に見分け方をきくと、
「一物を見せて、それが何だか知らなかったら、ほんとうの生娘だよ」
と教えられた。そこで何人かの女にためしてみたが、みな知っている。最後にいかにもういういしい若い女にためしてみたところ、
「何か知りません」
という。しめたと思い、
「これはへのこだよ」
というと、その女、
「まあ、それがそうですか。わたし今までにそんな小さなへのこは見たことがありません」






