斎(とき)の字
笑府
僧侶と尼僧が「とき」という字について喧嘩をした。僧侶は「斉」と書き、尼僧は「斎」と書いて、互いに自分の方が正しいという。
「あんたはかねがねわしのを小さいと思っているので、それであてつけに『斎』と書くのだろう」
と僧侶がいうと、尼僧は、
「あなたこそ、かねがねわたしのを広いと思っているものだから、それであてつけに『斉』と書くのでしょう」






