治療法
笑府
医者になりたての男、よい治療法をきくたびに手帖に書きとめる。
ある日、田舎道で強盗が人を追いかけているのを見かけた。繁みにかくれてそっと様子を見ていると、強盗が大ふぐりの男を殺すところで、首が落ちたとたん、見る見るふぐりが縮んでいった。医者はさっそく手帖を出して書きつけた。
「大ふぐりの絶妙の治療法……」






