学校
笑府
国子監の学生が教官に選任されて、学校のなかの官舎に住むことになった。官舎へ引越しをした夜、その妻が声をあげて泣きだしたので、夫がわけをきくと、
「わたし、あなたがやっとのことで学校の門を出られたと思ってよろこんでいたら、また学校の門におはいりになるんですもの、かなしくて……」






