気分
世説新語(排調篇)
〓康(けいこう)、阮籍(げんせき)、山濤(さんとう)、劉伶(りゆうれい)らが竹林に集まり、酒を飲んで清談しているところへ、王戎(おうじゆう)がひとり、おくれてやってきた。
「俗物めが、いまごろやってきて、人の気分をぶちこわしやがる」
阮籍がそういうと、王戎は笑っていった。
「君たちの気分は、おくれてきたぐらいのことでぶちこわせる程度のものだったのか」






