楊梅(ようばい)と孔雀
世説新語(言語篇)
晋の孔君平(こうくんぺい)が楊(よう)という友人の家を訪ねたところ、楊は不在で、九歳になる楊の子が果物を出してもてなした。
その果物のなかに楊梅(やまもも)があったので、孔君平が指さして、
「これは君の家の果物だね」
というと、その子はすかさずに答えた。
「孔雀(こうじやく)(くじゃく)がおじさんの家の鳥だということは、まだ聞いたことがありません」






