巨牛
笑府
ある男がほらを吹いていった。
「おれの家には、叩くと百里さきまで鳴りひびく太鼓がある」
すると友達がいった。
「おれの家には、江南で水を飲むと頭が江北につかえる牛がいる」
「どこにそんな牛がいるものか」
「たとえいなくても、この牛を持ち出さないことには君の太鼓をやっつけるわけにはいかんからな」






