郢書燕説(えいしよえんせつ)
韓非子(外儲説篇)
郢の人が燕の宰相に手紙を書いた。
書いているうちにあかりが暗くなってきたので、書きながら侍者に「あかりを挙げよ」といいつけ、つい、手紙の中にもそう書き込んでしまった。
燕の宰相はその手紙を受け取ったが、「あかりを挙げよ」という言葉が解(げ)せない。あれこれ考えた末、これは賢人を抜擢(ばつてき)せよという意味だろうと思った。そこで王にそのことをいうと、王はよろこんでそれに従った。






