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中国笑話集556
日期:2019-07-26 18:23  点击:240
 下穿き用
 
                                                         世説新語(徳行篇)  
 
 晋の范宣(はんせん)は、廉潔で質素な人であった。
 あるとき太守の韓伯(かんはく)が絹百匹を贈ったが受け取らなかった。五十匹に減らしたが、やはり受け取らない。韓伯は半分ずつ減らしていき、最後には一匹にしたが、それでもついに受け取らなかった。
 その後、韓伯は范宣と車に同乗したとき、絹二丈を半分に裂いて范宣にさし出し、
「いくらなんでも、奥さんに下穿きをはかせないわけにはいかないでしょう」
 といった。
 そこで范宣も、笑いながら受け取った。

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