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撫で肩ときどき怒り肩25
日期:2020-02-08 21:53  点击:324
心淋しき女たち

 レディスコミックは、女の好きなものがあふれんばかりにでてくる、女のためのオモチャ箱である。あなたのインラン度を測るテスト、四コマギャグマンガ、日本全国独身男、ヒマつぶしやウサばらしにはまさにうってつけである。ハーレクインが夢みる夢子さんを作るものなら、レディスコミックは、自分と同じ心の迷いや淋しさをもった仲間を見つけだすものである。本を読みながら、
「そうなの、あたしもそうなのよ」
という声がきこえてきそうである。同じオモチャであそんでいると安心するのだ。読者の欄でも�流産・死産をのりこえて、女性はつおいっ!�というコラムがあったり、彼がいるのに妻子もちと浮気してしまったという告白も載っている。ただそれだけなら、
「ふーん」
で済むが、そのあと、
「何よりもあそこに大きな真珠が二つも入っていてテクニックもすごく、もうわりきってつきあうことができなくなってしまったのです」
とあって仰天してしまう。
「これが本音なのかしらねぇ」
とあきれながらも、パタッと本を閉じればそれっきり。あとに何も残らない。
「ああ、さっぱりした」
という感想だけ。自分の現実が気になりながらもそればっかり考えるのはコワイ。だからそれをフィクション化したものをよむとほどほどにホッとする。次から次へとレディスコミックを手にとり、ウサばらしをする。こう思ってるのはあたしだけじゃなかったわと安心する。おまけにたくさん字をよまないでいいから誠にお手軽。これにやみつきになってしまう主婦や学生、OLの気持ちもわかるが、
「世の中にはそんなに生きることにおよび腰の心淋しい女がいるのか」
と複雑な気持ちで赤やピンクが散らばるレディスコミックの表紙をみつめてしまったのであった。

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