再び重右衛門日記
七月二十一日
今日も雨降らず。僅《わず》か八人の者なるに、なかなか心ひとつとならず。わけても、辰蔵、常治郎、ともすればいがみ合い、罵《ののし》り合うなり。この二人、世界の涯《はて》に二人になりても、かくは争うべしと、仁右衛門|呆《あき》れて吾に言う。
七月二十一日
今日も雨降らず。僅《わず》か八人の者なるに、なかなか心ひとつとならず。わけても、辰蔵、常治郎、ともすればいがみ合い、罵《ののし》り合うなり。この二人、世界の涯《はて》に二人になりても、かくは争うべしと、仁右衛門|呆《あき》れて吾に言う。






