町を歩いていると、たまにお祭りを見かけることがある。
日本では昔から米が重要な農産物【1】であった。その農産物や、その他のこの世の中のすべてのことは、みな神の力によって決められると考えられていた。だから、昔から田植【2】えのときには、米がたくさん取れることを神に祈ってお祭りを行ない、秋になって稲【3】が実ると、神に感謝して秋祭りを行うことになっていたのである。しかし、現在ではどちらかというと、宗教【4】の要素【5】より観光的要素の大きいものも少なくない。
お祭りの日には、あちこちちょうちんが飾【5】られ、子供たちは神社へ行って太鼓【6】をたたく。またおみこし出され、若い人たちが町中村中をかついで回る。暗くなると大勢の人々が神社に集まる。神社のあたりはたいへんな人出で、人々は回りの人に押されたり足を踏まれ【7】たりする。
子供たちはきれいな着物を着せられ、父母に手を引かれて神社へお参り【8】に行く。鳥居をくぐると、小さな店がたくさん並んでいる。店にはおもちゃやお菓子などが並べられている。父母は子供にお菓子やおもちゃをねだられる。だから、お祭りになると、子供たちはどんなにうれしいかわからない。
1. 青い単語の発音は平仮名で書いてください。
2. 自分がわからない単語を書いて、辞書を使って調べてください。(个人词汇量不同,自己酌情选择。红色字体的是我阅读时出现的障碍词。)
3. ここで最も言いたいことは何か。(切入主题,请使用汉字和假名20字内表达。)
4. *通訳: 日本では昔から米が重要な農産物であった。その農産物や、その他のこの世の中のすべてのことは、みな神の力によって決められると考えられていた。だから、昔から田植えのときには、米がたくさん取れることを神に祈ってお祭りを行ない、秋になって稲が実ると、神に感謝して秋祭りを行うことになっていたのである。しかし、現在ではどちらかというと、宗教の要素より観光的要素の大きいものも少なくない。
答案:
1
農産物 のうさんぶつ
田植 たうえ(这个植字会自动跳成简体字,郁闷) 插秧
稲 いね とう(字典有两个读音,一个音读一个训读,不过念前者日本人)
宗教 しゅうきょう
要素 ようそ
飾り かざり
太鼓 たいこ(鼓,打击乐器)
踏まれ ふまれ(原形 ふまえる) 踩,踏
参り まいり(原形 まいる) 参拜神社
2
おみこし 神轿。祭祀时神灵所乘坐的轿子,在日本始于奈良时代。
鳥居 とりい 神社入口处牌坊。日本神社入口处所建的大门
くぐる 穿过,钻过
3.日本はいろんな面白い祭りがあります。