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僕は可愛い顔はしていたかもしれないが、体も心も弱い子でした。 その上臆病者で、言いたいことも言わずにすますような質でした。 だからあんまり人からは、かわいがられなかったし、友達もない方でした。 昼御飯がすむと他の子供達は活発に運動場に出て走りまわって遊び始めましたが、僕だけはなおさらその日は変に心が沈んで、一人だけ教場に入っていました。 そとが明るいだけに教場の中は暗くなって僕の心の中のようでした。 自分の席に坐っていながら、僕の目は時々ジムのテーブルの方に走りました。 ナイフで色々ないたずら書きが彫りつけてあって、手垢で真黒になっているあの蓋を揚げると、その中に本や雑記帳や石板と一緒になって、飴のような木の色の絵具箱があるんだ。 そしてその箱の中には小さい墨のような形をした藍や洋紅の絵具が僕は顔が赤くなったような気がして、思わずそっぽを向いてしまうのです。 けれどもすぐまた横目でジムのテーブルの方を見ないではいられませんでした。 胸のところがどきどきとして苦しいほどでした。 じっと坐っていながら夢で鬼にでも追いかけられた時のように気ばかりせかせかしていました。
我可能脸上装的很可爱,但是身心都很弱。 加上胆小,想说也说不了的类型。 所以不太被人爱怜,朋友也没有。 午饭结束后,别的孩子兴高采烈地跑去运动场开始玩,但只有我心情郁闷,一个人进了教室。 尽管外面很亮,我的心和教室里一样暗。 坐在自己的座位,我的眼睛时不时地往吉姆桌子的方向游走。 用小刀刻了各种各样的涂鸦,手上变黑了,打开盖子,里边有书和记事本和石板,有糖果一样的树色的颜料箱。 那个箱子里有小小的像墨一样形状的蓝色呀红色的颜料,我感觉脸变红了,下意识地把脸扭向一边。 但是马上又忍不住斜眼看向吉姆的桌子。 心跳得难受。 一直坐着,梦里被鬼追着似的慌慌张张。