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第2章 消えたガラス The Vanishing Glass(13)_ハリー・ポッターと賢者の石_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3339

ハリーは何にも言わなきゃよかったと思った。ダーズリー夫妻ふさいはハリーが質問するのも嫌ったが、もっと嫌ったのは、夢だろうが漫まん画がだろうが、何かがまともではない行動をする話だった。ハリーがそんな話をすると、まるで危き険けんなことを考えているとでも思っているようだった。

その日は天気もよく、土曜日で、動物園は家族連れで混み合っていた。ダーズリー夫妻は入口でダドリーとピアーズに大きなチョコレートアイスクリームを買い与えた。ハリーを急いでアイススタンドから遠ざけようとしたが、間に合わず、愛あい想そのよい売うり子このおばさんが、坊やは何がいいのと聞いたので、しかたなしにハリーにも安いレモンアイスを買い与えた。これだってけっこういける、とアイスをなめながら、ハリーはみんなと一いっ緒しょにゴリラの檻おりを眺ながめた。――ゴリラが頭を掻かいている姿がダドリーそっくりだ。あれで金きん髪ぱつだったらな……。

こんなにすばらしい朝を過ごしたのは、ハリーにとって久しぶりだった。昼近くになると、ダドリーもピアーズも動物に飽あきてきたので、かわりにお気に入りのハリー殴りを始めるかもしれないと思い、ハリーは慎重しんちょうに二人から少し離れて歩くようにした。園えん内ないのレストランでお昼を食べたが、ダドリーはチョコレートパフェが小さいと癇癪かんしゃくを起こし、おじさんがもう一つ買ってやるはめになり、ハリーはパフェのお下さがりを食べることを許された。





  他想,要是什么也没有说就好了。比问问题更让德思礼夫妇恼火的就是他总说些违反常规的事情,不管是做梦梦到的,还是从动画片里看来的—— 他们认为他总有可能产生危险的想法。 
 
  这是一个阳光灿烂的周末,动物园里挤满了举家出游的游客。在入口的地方,德思礼夫妇给达力和皮尔各买了一支大巧克力冰淇淋;他们还没来得及把哈利带走,冰淇淋车上一位笑盈盈的小姐就已经在问哈利想吃点什么,他们只好给哈利买了一支便宜的柠檬冰棍。其实冰棍也不坏,哈利心里想。他一面舔冰棍,一面观赏一只正在搔头的大猩猩,这只大猩猩跟达力长得像极了,只不过它的毛发不是金色的。 
 
  好长时间以来,这是哈利最开心的一个早晨了。他特地小心翼翼地和德思礼夫妇保持一小段距离,防备达力和皮尔到吃午饭的时候,看动物看烦了,回过头来玩他们的拿手好戏—— 追打他。他们在动物园餐厅吃午饭,达力嫌给他来的一份彩宝圣代不够大,于是又大发脾气。弗农姨父赶紧给他点了一份大的,把原先那份让哈利吃掉了。 

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