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第6章 9と3/4番線からの旅(4)_ハリー・ポッターと賢者の石_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3338

「そーれ、着いたぞ、小こ僧ぞう。九番線と……ほれ、十番線だ。おまえのプラットホームはその中間らしいが、まだできてないようだな、え」

まさにそのとおりだった。「」と書いた大きな札が下さがったプラットホームの隣には、「10」と書いた大きな札が下がっている。そして、その間には、何もない。

「新学期をせいぜい楽しめよ」

バーノンおじさんはさっきよりもっとにんまりした。そしてさっさと、ものも言わずに行ってしまった。ハリーが振り向くと、ダーズリー親子が車で走り去るところだった。三人とも大笑いしている。ハリーは喉のどがカラカラになった。いったい自分は何をしようとしているのだろう ヘドウィグを連れているので、周まわりからはジロジロ見られるし……。誰かに尋たずねなければ……。

ハリーは、ちょうど通りかかった駅員を呼び止めて尋ねたが、さすがに九と四分の三番線とは言えなかった。駅員はホグワーツなんて聞いたことがないと言うし、どのへんにあるのかハリーが説明できないとわかると、わざといいかげんなことを言っているんじゃないかと、胡散うさん臭くさそうな顔をした。ハリーはいよいよ困り果てて、十一時に出る列車はないかと聞いてみたが、駅員はそんなものはないと答えた。とうとう駅員は、時間のムダ使いだとブツクサ言いながら行ってしまった。ハリーはパニックしないようにグッと堪こらえた。列車到着案内板の上にある大きな時計が、ホグワーツ行きの列車があと十分で出てしまうことを告げていた。それなのに、ハリーはどうしていいのかさっぱりわからない。駅のど真ん中で、一人では持ち上げられないようなトランクと、ポケットいっぱいの魔法使いのお金と、大きなふくろうを持って途と方ほうに暮くれるばかりだった。

  “好了,你到了,小子。第9站台—— 第10站台。你的站台应该是在这两个站台之间吧,可看起来好像还没来得及修建呢,是吧?” 
 
  当然,他说得不错。在一个站台上挂着一块大大的9字塑料牌,另一个站台上挂着大大的10字塑料牌,而两者中间什么也没有。 
 
  “祝你学期顺利,”弗农姨父说着又咧嘴一笑,显得更没有好心。他没有再说什么就走开了。哈利转身眼看弗农一家开车离去。他们三个人都在哈哈大笑。哈利觉得嘴有点儿发干。他究竟该怎么办呢?因为海德薇,他已经招来许多好奇的目光。他得找人问问。 
 
  他拦住一个过路的警卫,但不敢提943 站台。警卫从来没听说过霍格沃茨。当他发现哈利甚至说不清霍格沃茨具体在什么地方时,他开始生气了,认为哈利故意装傻愚弄他。哈利实在没辙了,只好问十一点发出的列车有几班。警卫说一班也没有。最后警卫迈着大步走开了,一路抱怨有些人专门浪费别人的时间。这时哈利告诫自己尽量不要惊慌失措。到达列车时刻表上方的大钟显示,再过十分钟他就该登上开往霍格沃茨的列车了,可他一点也不知道该怎么办。他身边是一只他简直提不动的大箱子,满满一口袋魔币和一只大猫头鹰,他站在站台中央,一筹莫展。 

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