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第6章 9と3/4番線からの旅 (29)_ハリー・ポッターと賢者の石_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3338
 

「一角獣ユニコーンのたてがみがはみ出してるけど。まあ、いいか……」

杖を振り上げたとたん、またコンパートメントの戸が開あいた。カエルに逃げられた子が、今度は女の子を連れて現れた。女の子はもう新調しんちょうのホグワーツローブに着き替がえている。

「誰かヒキガエルを見なかった ネビルのがいなくなったの」

なんとなく威い張ばった話し方をする女の子だ。栗くり色いろの髪かみがフサフサして、前歯がちょっと大きかった。

「見なかったって、さっきそう言ったよ」とロンが答えたが、女の子は聞いてもいない。むしろ杖に気を取られていた。

「あら、魔法をかけるの それじゃ、見せてもらうわ」と女の子が座り込こみ、ロンはたじろいだ。

「あー……いいよ」

ロンは咳せき払ばらいをした。

「お陽ひさま、雛ひな菊ぎく、溶とろけたバター。デブで間ま抜ぬけなねずみを黄き色いろに変えよ」

ロンは杖つえを振った。でも何も起こらない。スキャバーズは相変わらずねずみ色でグッスリ眠っていた。

「その呪じゅ文もん、間違ってないの」と女の子が言った。

  “独角兽毛都要露出来了。不过..” 
 
  他刚举起魔杖,隔间门又开了。那个丢蟾蜍的男孩再次来到他们俩面前,只是这回有一个小姑娘陪他同来。她已经换上了霍格沃茨的新长袍。 
 
  “你们有人看到一只蟾蜍吗?纳威丢了一只蟾蜍。”她说,语气显得自高自大,目中无人。她有一头浓密的棕色头发和一对大门牙。 
 
  “我们已经对他说过了,我们没有看见。”罗恩说,可小姑娘根本不理会,只看着他手里的魔杖。 
 
  “哦。你是在旋魔法吗?那就让我们开开眼吧。” 
 
  她坐了下来。罗恩显然吃了一惊,有些不知所措。 
 
  “哦—— 好吧。” 
 
  他清了清嗓子。 
 
  雏菊、甜奶油和阳光,把这只傻乎乎的肥老鼠变黄。 
 
  他挥动魔杖,但什么也没有发生。斑斑还是灰色的,睡得正香。 
 
  “你肯定这真是一道咒语吗?”小姑娘问。

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