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【中日对照】因幡的白兔_日本传说故事_日语听力_日语学习网
日期:2024-10-24 10:29  点击:3342

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因幡(いなば)の白ウサギ

因幡的白兔

 むかしむかし、隠岐(おき→島根県)の島という小さな島に、一匹の白ウサギが住んでいました。
 很久很久以前,在一个叫隐岐的小岛上住着一只白兔。
 ウサギは毎日浜辺に出ては、海の向こうに見える大きな陸地に行きたいと思っていました。
 白兔每天都到海边,十分想去海对岸巨大的陆地。
 ある日の事、良い事を思いついた白ウサギは、海のサメに言いました。
 有一天,白兔突然想出一个好主意。就对海里的鲨鱼说:
「サメくん、ぼくの仲間と君の仲間と、どちらが多いか比べっこをしよう。君たちは向こう岸まで海の上を並んでくれ。ぼくはその上を数えながら飛んで行くから」
“鲨鱼先生,我们来比比谁的朋友多吧?你们在海上排队到对岸,我会一边数一边跑过去的。”
「いいよ」
“好呀!”
 お人好しのサメは、白ウサギの言う通りに向こう岸まで並びました。
 善良的鲨鱼就按照白兔所说的那样排着队到对岸了。
「じゃあ、始めるよ。ひとつ、ふたつ、みっつ???」
“那就开始了啊!一个,两个,三个……”
 白ウサギはサメの上をジャンプしながら、向こう岸まで渡りました。
 白兔就这样在鲨鱼的背上向着对岸跑去。
「やーい、だまされたな。比べっこなんてうそだよ。お人好しのサメくん。ぼくはこっちに渡りたかっただけなのさ」
“哦,你被骗了!说比一比是假的。善良的鲨鱼先生,我只是想这样过去而已。”
 それを聞いたサメは怒ってウサギを捕まえると、ウサギの皮をはいでしまいました。
 听到那些的鲨鱼生气地咬住了白兔,撕下了白兔的皮。
「うぇーん、痛いよ!」
“啊—,好疼呀!”
 皮をはがされたウサギが泣いていると、若い神さまたちがそこを通りかかり、
 就在被撕去皮的白兔哭着的时候,正好有几个年轻的神仙经过这里说:
「海水を浴びて、太陽と風に当たるといいよ」
と、言いました。
“在海水里沐浴着,太阳和风都舒服极了。”
 ウサギが教えられた通り海水を浴びると、ますます痛くなりました。
 白兔按照神仙说的那样跳进海里,却变得越来越疼了。
 そして太陽と風に当てると、さらにもっと痛くなりました。
 而且在太阳和风的作用下,变得更疼了。
 そこへ、大荷物を持った神さまがやって来ました。
 就在这时,有一个拿着大件行李的神仙走来。
 その神さまは意地悪な兄さんたちに荷物を全部持たされていたので、遅れてやって来たのです。
 那个神说因为坏心眼儿的哥哥们把所有的行李都让他拿,所以他来晚了。
「かわいそうに、まず池に入って、体の塩気を良く洗うんだ。それから、がまの穂(ほ)をほぐしてその上に寝転がればいいよ」
“好可怜啊,你先去池子里把身上的盐好好地洗洗。然后,把香蒲草的穗剥下来,随意地躺在那上面就行了。”
 ウサギがその通りにすると、やがて痛みも消えて、全身に元通りの毛が生えてきました。
 白兔按照他说的做了,马上就不疼了,全身的毛又重新长了出来。
 この心やさしい神さまは、のちにァ ’ニヌシノミコトと呼ばれ、人々にうやまわれたそうです。
 这个善良的神,后来被人们尊称为“大国主神”,人们都很尊敬他。

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11/28 11:32